ホームページへのアップが遅れておりましたが、1学期の一貫コース高等部独自の行事の報告をこちらでさせていただきます(長文になりますが、お付き合いいただけますと幸いです)。
・社会人講座2回(共にオンライン)
環境活動家 露木志奈さん
昨年度もご講演いただきましたが、今年度は中学生も交えて、また自分プロジェクトの活動にも関わってくる点もあり、改めてお話しいただきました。環境に関するインパクトのあるお話しはもちろんのこと、「何かを始めるのに大人になるのを待たなくていい」、「まずは自分という小さな世界を変えることから始める」、「他責では問題は解決しない」など、どの場面においても大切な言葉もちりばめられていて、とても素敵なお話をしていただきました。6年一貫コースの4、5年生の4チームが現在、「環境問題に対して自分たちに何ができるか」というテーマで活動してくれています。今後が楽しみです!
IDEO Tokyo 油木田大祐さん
「デザイン思考」という言葉を聞かれたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、その分野においてのまさに「本当のプロ」をお招きしました。様々な事例を交えながら、「デザイン思考は『一番大切な人への贈り物を考えること』」など、高校生にもとても分かりやすくご説明いただきました。デザイン思考にある、「共感」や「プロトタイプとフィードバック」などが、今年度の自分プロジェクトにおいて、生徒と共有しているキャッチコピー(「皆ハッピー?」と「ほな、やってみよ」)との親和性がとても高く、とても良い学びになりました。お話しに感化されてか、今年度は生徒の行動力に感心させられることがとても多いです。良いきっかけを与えていただき、本当に感謝です。油木田さんのお言葉にあった、「大切なことは知識そのものではなく、知識を使って自分に何ができるかを考えること」を生徒の皆には実践していってもらいたいと思います!
・映画監督、アメリカの高校生との座談会(4年生のみ)
『マイクロプラスチック・ストーリー ~ぼくらが作る2050年~』というアメリカで作られた映画を鑑賞し、その映画を観て質問を考え、その映画の監督をされた佐竹様と現地の高校生との座談会を、オンラインで行いました。生徒が佐竹様に質問し、環境問題や映画のことに対して詳しくかつご丁寧にお話しいただき、また現地の高校生と、4年生の生徒は頑張って英語でやり取りをしました。海外研修に行けない今、「自分の英語が通じた!」と喜んでいた生徒の姿がとても印象的でした。