年末から2月にかけて、4年生は、「自分に矢印を向ける」ことをテーマに様々な取り組みを行いました。
一つ目は、英語の授業で、英語での「自分のロールモデル」のプレゼン。「そのロールモデルがどういった点でロールモデルなのか」を言葉にし、なおかつ英語でプレゼンテーションしました。
二つ目は、「失敗を定義づける」ホームルーム。2回に分けて行いましたが、その間教師はほとんど介入することなく、生徒たちは「失敗って何だろう」と立ち止まって考えました。3期生で現在大学4回生の池村さんにもお話をしてもらいながら、生徒の皆の定義が、当初のネガティブなものから、「失敗ってそんなに悪いものかな?」と変化していく様子がとても面白かったです。「失敗」を変に恐れることなく、これからの生徒たちのチャレンジをどんどん応援していきたいと思います。
三つめは、株式会社BYDの代表の井上さんと行った自分プロジェクト。全5回にわたって、VRやドローン体験から始まり、最終的には「ありたい姿」を言語化する活動を行いました。クラス全員が個々の発表を終え、それぞれが勇気をもって自己開示をして発表し、熱心に耳を傾ける姿がとても印象的でした。
人生において、「自分に矢印を向ける」という作業はとても重要なことです。ベストな答えが見つかりにくい現代ではなおさらのことです。今回の活動を通して、生徒の皆が「大きなもの」を掴んでくれたかは分かりませんが、「自分に矢印を向け、言葉にすること」の重要性を体感してくれたことと思います。